LINE WORKS(ラインワークス)カレンダーの使い方

LINE WORKS(ラインワークス)カレンダーの使い方!ブラウザ版を徹底解説


LINE WORKS(ラインワークス)カレンダーは、ビジネス向けチャットツールとして注目を集めている予定管理機能です。

個人のスケジュール管理から社内メンバーとの予定共有まで、幅広く活用できます。

本記事では、LINE WORKSカレンダーのブラウザ版の基本的な使い方をくわしく解説します。

企業での活用事例やトラブル時の対応も紹介しますので、効率的なスケジュール管理を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

LINE WORKS(ラインワークス)カレンダーの使い方6つ

LINE WORKSカレンダーでは、以下の機能を使って複数人の予定を効率的に管理できます。
  1. 予定を登録・編集・削除する
  2. カレンダーを作成する
  3. カレンダーを色分けする
  4. 予定を共有する
  5. 設備を予約する
  6. 外部のカレンダーと同期する

それぞれの使い方をくわしく解説します。

①予定を登録・編集・削除する

LINE WORKSカレンダーは、直感的な操作で予定の登録・編集・削除が可能です。

ここでは、それぞれの手順を分けて解説します。

予定の登録方法

LINE WORKSカレンダーでは、以下4種類のカレンダーを活用して予定を管理します。

  • マイカレンダー(基本カレンダー):アカウント作成時に個人に振り分けられる
  • マイカレンダー(共有カレンダー):共有メンバーを選んで自由に作成できる
  • トークルームカレンダー:トークルームに紐付いて自動生成される
  • 会社カレンダー:全社員共通で閲覧できる(管理者以外は予定を登録できない)

新しい予定の登録方法は、どのカレンダーにおいても同様です。具体的な手順は以下の通りです。

  1. カレンダー画面左上の[予定の作成]をクリックする
  2. 予定の詳細を入力する
  3. [保存]をクリックする

詳細で設定できる項目を、以下にまとめました。

設定項目 説明
タイトル 予定の件名を入力する
日時 開始日時と終了日時を設定する
繰り返し設定 定期的な予定を自動作成できる
(毎日・毎週などから設定可能)
登録するカレンダー 予定を保存するカレンダー先を選択する
共有メンバー 予定に参加者を招待する
(メンバーは承諾・未定・辞退で回答可能)
ミーティング用のリンクの作成 オンライン会議のURLを自動生成できる
設備の予約 会議やプロジェクターなど共有設備を同時予約できる
場所 会議場所や住所を記載する
メモ(備考欄) 課題や持参物など詳細情報を記載する
添付ファイル 資料やドキュメントを添付する
公開・非公開設定 予定の詳細表示を制御できる
予定のカテゴリー 予定を分類・色分けする

詳細設定を活用すれば、単なるスケジュール管理ではなく、包括的な会議の運用が可能になります。

参加者への事前の情報共有や出欠確認の効率化により、会議準備の手間を削減し、社内全体の生産性アップにつながるでしょう。

予定を編集する方法

LINE WORKSカレンダーでは、基本的に主催者のみが編集権限を持ちます。

一度登録した予定を編集する手順は、以下の通りです。

  1. カレンダー画面で対象の予定を開く
  2. [ペンアイコン]をクリックする
  3. 変更内容を反映し、[保存]をクリックする

繰り返し設定した予定は、以下の3つの選択肢から変更範囲を設定できます。

  • すべての繰り返し予定を変更
  • 以降の予定をすべて変更
  • この予定のみ変更

編集範囲によっては、ほかの参加者の予定にも影響が及ぶため、変更内容を慎重に検討する必要があります。

なお、ご自身が参加者である予定の編集はできません。変更が必要な場合は、主催者に予定の編集を依頼してください。

予定を削除する方法

LINE WORKSカレンダーでは、編集権限があれば、ほかのメンバーが作成した予定も削除できます。

ただし、予定を削除すると自分だけでなく、共有しているすべてのメンバーのカレンダーからも消えてしまいます。

予定を削除する手順は、以下の通りです。

  1. カレンダー画面で対象の予定を開き、[ゴミ箱アイコン]をクリックする
  2. 「予定を削除しますか?」で[削除]をクリックする

削除した予定は、30日間「削除された予定一覧」から確認のみでき、有料プランでは復元も可能です。

繰り返し設定されている予定は、以下3つの選択肢から削除範囲を設定できます。

  • すべての繰り返し予定を削除
  • 以降の予定をすべて削除
  • この予定のみ削除

また、予定を共有しているメンバーがいる場合、以下のメッセージが表示され、削除の通知を送信できます。

  • メンバーを招待した予定:参加者にメッセージと通知を送信できる
  • トークルームカレンダーの予定:トークルームに削除した通知を自動送信できる
  • 招待された予定:主催者に「予定の辞退」を通知できる

参加者として招待された予定は、カレンダーから削除できず「予定の辞退」として処理されます。

ポップアップで主催者への通知の有無を設定できますが、どちらを選択しても「辞退」として処理されることに変わりはありません。

②カレンダーを作成する

LINE WORKSカレンダーには本来4種のカレンダーがありますが、新規で作成できるのは以下の2種類です。

カレンダーの種類 用途 特徴
マイカレンダー
(共有カレンダー)
用途に応じて自由に作成できるカレンダー ・会社の部署やチームに関係なく、自由に作成できる
・共有相手の権限を個別に設定し、予定の管理者を自由に決められる
トークルームカレンダー
(グループカレンダー)
トークルームに紐付いて自動生成されるカレンダー ・トークルームのメンバーのみ閲覧や編集ができる
・管理者の権限しだいで社外のメンバーと共有できる

それぞれの特徴や作成方法を解説します。

マイカレンダー(共有カレンダー)の作成方法

マイカレンダー(共有カレンダー)は、プロジェクトや部署別など、特定の目的に応じて柔軟に作成できるカレンダーです。

個人専用から複数メンバーでの共有まで、用途に合わせて自由に設定できます。

マイカレンダー(共有カレンダー)を作成する手順は、以下の通りです。

  1. マイカレンダー横の[+]をクリックし、[カレンダー作成]を選択する
  2. カレンダー名や共有メンバーなどの設定をする
  3. [保存]をクリックする

個人のカレンダーとして利用する場合は共有メンバーを設定せず、自分専用のカレンダーとして活用できます。

また、メンバーごとに「閲覧のみ」「編集可能」など、細かい権限設定が可能なため、誤操作や無断で編集されるリスクを防ぎながら、安全にカレンダーの運用が可能です。

トークルームカレンダーの作成方法

トークルームカレンダーは、トークルーム(チャットグループ)と連動して生成される便利なカレンダーです。

チームでのプロジェクト管理や定期的な会議の調整に最適で、トークでのコミュニケーションと予定管理を一元化できます。

トークルームカレンダーを作成するためには、LINE WORKSでチャットグループを作成する必要があります。

作成する手順は、以下の通りです。

  1. 画面右上の[トークアイコン]をクリックする
  2. [新規作成]をクリックし、[社内メンバーとトーク][外部ユーザーとトーク]のいずれかを選択する
  3. メンバーを選択し、[OK]をクリックする
  4. 対象のトークを開き、右上の[︙][予定の招待]を選択する
  5. 予定を作成し、[保存]をクリックする

管理者が「外部トーク連携の権限」を許可していれば、社外のメンバーともカレンダーの共有が可能です。

取引先や協力会社との共同プロジェクトでも、効率的にスケジュールを管理できます。

③カレンダーを色分けする

色分け機能を使うと、予定がカレンダーごとに異なる色で表示されます。

どのカレンダーの予定なのかを一目で判別できるようになり、複数のカレンダーを利用している場合でも効率的に管理できます。

色分けは、カレンダー作成時の詳細設定もしくは、以下の手順で設定可能です。

  1. カレンダー名横の[︙]をクリックする
  2. 35色のカラーから好みの色を選択する
  3. ブラウザを再読み込みする

色分け設定は各メンバーの個人設定となるため、自分のカレンダー表示のみに反映されます。

④予定を共有する

LINE WORKSカレンダーでは、以下3つの方法で予定を共有できます。

共有方法 特徴 活用場面
基本カレンダー(マイカレンダー)
に予定を登録する
管理者の権限設定により社内メンバー全員が予定の詳細を閲覧できる 個人の予定を社内に共有したい場合
共有カレンダー(マイカレンダー)・
トークルームカレンダーを作成する
用途に応じたメンバーとカレンダー自体を共有できる 継続的なチーム活動やプロジェクト管理
予定に共有メンバーを招待する 対象の予定のみを特定のメンバーと共有できる 個別の会議やイベントの出欠確認

予定の招待機能は、予定の参加可否を回答してもらえるため、会議の準備や設備の予約をスムーズに進めたいときに活用できます。

⑤設備を予約する

LINE WORKSカレンダーには、会議室や社用車などの共有設備を効率的に管理できる便利な機能が搭載されています。

設備予約機能を利用するには、事前に管理者による設備登録が必要です。

ここでは、以下3つの手順に分けて解説します。

  1. 管理者が設備を登録する方法
  2. 【設備の予約画面から】予定の登録と設備予約を同時にする方法
  3. 【予定作成画面から】予定の登録と設備予約を同時にする方法

順に解説します。

1.管理者が設備を登録する方法

LINE WORKSの管理者が設備を設定していない状態では、ほかのメンバーは設備の予約を利用できません。

管理者が行う設定の手順は、以下の通りです。

  1. [サービス一覧][管理者画面]を開く
  2. [会社カレンダー]をクリックする
  3. [設備][設備追加]をクリックする
  4. 詳細を入力し、[保存]をクリックする

管理者以外のメンバーに登録権限はないため、設備を追加したい場合は、管理者に直接依頼して登録してもらう必要があります。

2【設備の予約画面から】予定の登録と設備予約を同時にする方法

設備の空き状況を一覧で確認できるため、空き時間を視覚的に把握しながら予約したい場面に適した方法です。

設備の空き状況を一覧で確認しながら、予定の登録と設備予約を同時に行う手順は以下の通りです。

  1. カレンダー画面で[設備の予約]をクリックする
  2. 該当設備の塗りつぶされていない時間枠をクリックする※該当設備の空き時間です
  3. 「タイトル」「登録先のカレンダー」や「参加者」を登録する
  4. [保存]をクリックする

手順3で登録した予定は、選択したカレンダーに自動で反映されるため、設備予約とスケジュール管理を一度で終えられます。

その後、「予定を編集する方法」で解説した手順に沿って、カレンダーに反映された予定の詳細を編集可能です。

3.【予定作成画面から】予定の登録と設備予約を同時にする方法

予定登録の際に、同時に設備の予約も可能です。

予定の詳細まで一度に入力できるため、設備の空き状況を事前に把握していて、スムーズに登録を済ませたいときに便利な方法です。

予定作成時に設備を予約する手順は、以下を参考にしてください。

  1. カレンダー画面で[予定作成]をクリックする
  2. 予定の詳細を登録する際に、[設備の予約]を開く
  3. 予約したい設備にチェックを入れる
  4. 設備予約画面の[保存]をクリックする
  5. 予定登録画面の[保存]をクリックする

設備の予約機能を活用すれば、会議室やAV機器のダブルブッキングを防ぎ、効率的に会議の予定を管理できるでしょう。

⑥外部のカレンダーと同期する

LINE WORKSカレンダーでは、外部カレンダーのデータを読み込んで表示できます。

外部カレンダーからLINE WORKSカレンダーへ一方向の同期が可能で、10分おきに自動更新されます。

ただし、外部カレンダーがiCal形式(カレンダー共有用の標準ファイル形式)に対応していることが前提であり、両方のカレンダーで操作が必要です。

iCal形式に対応しているカレンダーには、以下があります。

  • Googleカレンダー
  • Yahoo!カレンダー
  • Appleカレンダー
  • Microsoft Outlook

同期は、外部カレンダーでiCal形式のURLをコピーし、LINEWORKSカレンダーの[外部カレンダーの取り込み]に貼り付ければ完了です。

外部カレンダーと連携すれば、複数のカレンダーを一元管理できるようになり、スケジュール管理の効率化につながります。

LINEWORKS(ラインワークス)カレンダーの活用事例5選

LINE WORKSカレンダーは、以下のような多様なビジネスシーンで活用できます。

各シーンに適したカレンダーの種類と特徴を解説します。

会社全体の定例会議の共有に活用する

社内のスケジュール共有には、全社員が閲覧可能な会社カレンダーの活用がおすすめです。

会社カレンダーは、基本的に管理者のみが登録・編集権限を持つため、統一された情報を共有できます。

社長の予定共有や祝日や大型連休などの予定管理にも役立つでしょう。

部署・チームで行うミーティングやプロジェクトの管理をする

部署やチームごとの予定管理には、トークルームカレンダーの活用が推奨されます。

トークルームと連携して生成されるため、チャットでコミュニケーションをとりながら予定を調整できます。

固定のチャットグループでの運用となるため、メンバーの変化が少ないチームでの予定管理に最適です。

なお、一度きりのプロジェクトでトークルームを作成しない場合には、共有カレンダーを作成するのも良いでしょう。

共有カレンダーは、必要なメンバーを指定して作成でき、編集権限も個別で設定可能です。

シフト・勤怠を管理する

シフトや勤怠管理には、メンバー予定表機能を活用するのがおすすめです。

メンバー予定表機能では、社内全員のマイカレンダー(基本カレンダー)に登録された予定を、「週」「日」表示の一覧で確認できます。

シフト・勤怠管理の活用はもちろん、営業担当の外出予定を共有するのにも最適です。

社外のメンバーとの会議や顧客対応の予定を管理する

社外のメンバーとの予定調整には、トークルームカレンダーを活用できます。

たとえば、以下のようなシーンに便利な機能です。

  • 顧客先への訪問予定
  • 製品メンテナンスや修理対応の予定管理
  • 社外メンバーが参加する研修やセミナー
  • 共同プロジェクトの進捗会議

ただし、社外のメンバーとのやりとりは、管理者が「外部トーク連携の権限」を許可している場合に限ります。

トークルームカレンダーで作成した予定は、メンバーの参加可否を確認できるため、日程調整の効率化につながるのもメリットです。

秘書が社長の予定を管理する

LINE WORKSカレンダーは、マイカレンダー(基本・共有カレンダー)において、特定のメンバーに編集権限を与えられます。

権限の種類は、以下の4つです。

権限の種類 内容
予定の時間枠のみ閲覧 ・予定の日時のみ閲覧可能
予定の詳細の閲覧 ・予定の詳細を閲覧可能
・非公開にされた予定の日時のみ閲覧可能
予定の管理 ・予定の登録・編集・削除が可能
カレンダーおよび予定の管理 ・予定の登録・編集・削除が可能
・カレンダーメンバーの招待・削除・権限の付与が可能

「カレンダーおよび予定の管理」の権限を設定されたメンバーは、対象のカレンダーにおいてすべての操作が可能になります。

社長の予定を秘書が管理したり、営業の予定をアシスタントが管理したりする場合に、役立つ機能です。

LINE WORKS(ラインワークス)カレンダーに関するよくある質問

ここでは、LINE WORKSカレンダーに関する、よくある質問に回答します。

応用的な使い方も含めて解説しているので、参考にしながらLINE WORKSカレンダーをより便利に活用してください。

Q1.トークルームカレンダーが表示されない

トークルームカレンダーが表示されない場合は、以下の設定を確認してください。

  1. カレンダー画面左側「トークルームカレンダー」横の[歯車アイコン]をクリックする
  2. リストに表示を[ON]にする

表示するカレンダー数が上限の100件を超えている場合は、不要なカレンダーを[OFF]にする必要があります。

Q2.LINE WORKSのブラウザ版にログインできない場合の対処法は?

LINE WORKSのブラウザ版にログインできないケースとして、以下の要因が考えられます。

  • ブラウザ版のログインURLがわからない
  • パスワードが間違っている
  • 認証コードが届かない

以下でそれぞれの対処法を解説します。

ブラウザ版のログインURLがわからない

LINE WORKSカレンダー ブラウザ版のログインURLは以下です。

https://calendar.worksmobile.com/

サービスごとにログインURLがあるため、頻繁に使うページをブックマークしておくと良いでしょう。

初回ログイン時に、「ログインを保持」「IDを記憶する」にチェックしておけば、次回以降のログイン情報入力の手間を省けます。

パスワードが間違っている

パスワードを忘れた場合は、マイプロフィールに登録された携帯番号または個人メールアドレスを使用して再設定が可能です。

携帯電話・個人のメールアドレスを使用したパスワードの再設定手順は、以下を参考にしてください。

  1. [パスワード確認]をクリックする
  2. [携帯電話で確認]もしくは[個人メールで確認]をクリックする
  3. @以降を含むアカウント名を入力する
  4. 電話番号もしくは個人メールアドレスを入力し、[認証]をクリックする
  5. SMSもしくはメールアドレスに届く4桁の認証コードを入力する
  6. [確認]をクリックする
  7. 新しいパスワードを入力し、[保存]をクリックする

パスワードは、管理者が事前に設定しているケースがあります。

思い当たるものを試してもログインできない場合は、上記手順で再発行すると良いでしょう。

認証コードが届かない

パスワードの再設定を行っても、認証コードが届かないケースがあります。考えられる要因は、以下の通りです。

  • 迷惑メールフォルダに振り分けられている
  • 受信拒否設定されている
  • マイプロフィールに携帯番号と個人メールアドレスが登録されていない

端末のフィルタリング機能によって「迷惑メールフォルダ」「スパム・ブロック中フォルダ」に振り分けられている可能性があります。

どのフォルダにもメールが見当たらない場合は、「@line-works.com」のメールを受信できるよう設定してください。

上記2つの方法を試しても認証コードが届かない場合は、マイプロフィールに携帯番号と個人メールアドレスが登録されていない場合があります。

どちらか一方が登録されているケースもあるため、まずは電話番号と個人メールアドレスの両方を試してみると良いでしょう。

どちらも登録されていない場合は、管理者に連絡し、IDの確認やパスワード強制変更を依頼してください。

Q3.ラインワークスでカレンダーの共有ができない場合はどうすればいい?

LINE WORKSカレンダーの共有ができない場合の対処法は、以下の2つです。

  • カレンダーで共有メンバーの登録状況を確認する
  • OSやブラウザがサポート対象か確認する

それぞれの確認方法を解説します。

①カレンダーで共有メンバーの登録状況を確認する

まずは、共有メンバーを正しく追加できているかを確認してみてください。

確認手順は、以下の通りです。

  1. 該当のカレンダー名横の[︙]をクリックする
  2. [カレンダー設定]を開く
  3. カレンダーの共有のメンバーを確認する

共有メンバーが正しく登録されていない場合は、アドレス帳から追加し[保存]をクリックしてください。

通常の手順を踏んでもカレンダーの共有ができない場合、一度共有を解除して再度設定すると、改善する可能性があります。

②OSやブラウザがサポート対象か確認する

共有設定を見直しても解決しない場合は、使用環境を確認してください。

古いOSやブラウザでは新機能が利用できなかったり、動作が不安定になったりする可能性があります。

正式サポート対象となるブラウザのシステム要件は、以下の通りです。※2025年6月現在

  • PC:Windows 10 20H2以降、Windows 11
  • Mac:macOS 11.0以降

安定した動作を保つためにも、最新の要件に合わせた環境での利用が推奨されます。

最新の情報は、公式ホームページの「お知らせ」からご確認ください。

なお、すべての対処法を実施しても改善されない場合は、システム障害の可能性も考えられます。

LINE WORKSのシステム障害の有無は、「Service Health」の画面で確認可能です。

Q4.ブラウザ版とモバイルアプリ版との違いは?

LINE WORKSカレンダーは、ブラウザ版とモバイルアプリ版で一部機能に違いがあります。

主な違いは以下の通りです。

機能 ブラウザ版 モバイルアプリ版
表示形式 日・週・月・日数指定・週数指定・平日・一覧表示 日・月・3日表示
共有設備カレンダー ×
権限設定 ×
外部カレンダーとの連携 ×

モバイルアプリ版では、詳細なカレンダー管理はできないものの、外出先での予定確認や即座に予定通知を確認したい場合に適しています。

LINE WORKSカレンダーの使い方をマスターして業務を効率化!

LINE WORKSカレンダーは機能が多く、はじめて使う方は「使いにくい」と感じるかもしれません。

しかし、基本的な使い方をマスターすることで、個人の予定管理から社内メンバーとの効率的なスケジュール共有まで幅広く活用できます。

今回ご紹介した機能を組み合わせて活用すれば、社内全体の生産性向上と業務効率化を実現できるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、LINE WORKSカレンダーの機能を段階的に習得し、チーム全体のスケジュール管理に役立ててください。