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Betweenアプリの危険性は?位置情報のオフ設定や居場所がバレるしくみを解説


Betweenは、韓国・ソウルにある「VCNC Inc.」によって開発されたアプリで、2025年2月の営業譲渡を経て、現在は「DLT Partners Inc.」が運営しています。

基本的な機能は無料で利用できますが、広告の非表示や限定スタンプ、メッセージの予約送信などが使える有料版「Between Plus」(月額450円〜)へのアップグレードも可能です。

この記事では、Betweenアプリの安全面が気になる方に向けて、危険性や居場所がバレる要因を解説します。

パートナーとのやりとりを安心して楽しむためにも、最後まで読んで、不安を解消してください。

Betweenは安全性の高いアプリ!ただし居場所がバレる可能性も

Betweenは、定期的なアップデートやデータの暗号化がされている、安全性の高いアプリです。

また、相手の位置情報を特定する機能はありません。

ただし、GPSを使った以下の行動で、おおよその居場所がバレる可能性はあります。

  • 天気の自動取得をオンにしている
  • 位置情報付きの写真を共有した

正確な位置の特定は難しいものの、ある程度の居場所が推測されてしまうため注意が必要です。プライバシーが気になる方は、位置情報の設定を見直しておくと安心です。

位置情報を無効にする方法は、次の章で解説します。

Betweenアプリの位置情報をオフにする2つの手順

Betweenアプリの位置情報を無効にする手順は、以下の通りです。

  1. スマホの設定アプリから位置情報の利用をオフにする
  2. アプリ内プロフィールにある天気の自動取得をオフにする

それぞれの操作手順を、iPhone画面を使ってわかりやすく解説します。

①スマホの設定アプリから位置情報の利用をオフにする

まずは、スマホの設定アプリから、Betweenへの位置情報の提供をオフにします。

  1. [設定アプリ]を開く
  2. [アプリ]をタップする
  3. [Betweenアプリ]を選択する
  4. [位置情報]をタップする
  5. [しない]を選択する

この操作で、Betweenアプリが位置情報を取得できなくなります。

②アプリ内プロフィールにある天気の自動取得をオフにする

続いて、アプリ内で天気の自動取得をオフにします。

  1. [Betweenアプリ]を開く
  2. プロフィールアイコン横の[太陽マーク]をタップする
  3. [自動取得]をオフにする

この設定で、アプリからの位置情報の取得は完全にオフになります。

Betweenのアプリが危険と言われる3つの理由

Betweenのアプリが危険と言われる理由は、以下の3つです。

  1. アップデート直後に不具合が起こることがある
  2. 利用規約やプライバシーポリシーが英語表記である
  3. 海外サーバー管理で日本の法律が適用されない可能性がある

それぞれの理由をくわしく解説します。

理由1|アップデート直後に不具合が起こることがある

Betweenでは、アップデート直後に不具合が起こることがあります。

コードの変更により、予期しないエラーが発生しやすくなるためです。

アプリが突然落ちたり、メッセージが届かなかったりするケースもあり、こうしたトラブルが「危険」と言われる理由のひとつになっています。

ただし、こうしたトラブルはほかのアプリでも起こり得るため、Betweenだけが特別に危険なわけではありません。

理由2|利用規約やプライバシーポリシーが英語表記である

Betweenの利用規約やプライバシーポリシーは英語で書かれているため、内容が分かりにくく、不安に感じる人もいます。

ただし、今は高精度な翻訳アプリが無料で使えるため、英語が苦手でも内容を確認しやすくなっています。

気になる方は、翻訳ツールを活用してみてください。

また、以下の記事では、利用規約やプライバシーポリシーを日本語訳とともにくわしく解説しています。あわせてご覧ください。

理由3|海外サーバー管理で日本の法律が適用されない可能性がある

Betweenアプリは、アプリ内のデータが海外のサーバーで管理されています。

そのため、万が一トラブルが生じた際に、日本の法律が適用されない可能性があります。

不安に感じる方は、必要以上に個人情報を入力しないように、自衛の意識を持っておくと安心です。

Betweenアプリの安全な使い方2選

Betweenアプリを安全に使うために、基本的な対策を2つ紹介します。

  1. 定期的にバックアップを取る
  2. 過剰な個人情報の入力を避ける

セキュリティ面やデータの紛失が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.定期的にバックアップを取る

機種変更や不具合によるデータ紛失を防ぐため、定期的なバックアップをおすすめします。

iPhoneをご利用の方はiCloud、AndroidならGoogle Oneの自動バックアップを活用してください。

ただし、端末のバックアップだけでは、アプリのすべてのデータが保存されるとは限りません。

確実にデータを保護したい場合は、以下の方法を併用してください。

  • トーク履歴の保存(無料)
  • アルバムのフルバックアップ機能(有料)
  • SDカードやパソコンへの手動バックアップ

大切な思い出を守るためにも、早めの対策が肝心です。

2.過剰な個人情報の入力を避ける

登録する個人情報は、必要最低限にとどめておくと安心です。

Betweenアプリは海外企業が運営しており、トラブル時に日本の法律が適用されない可能性があります。

アプリ内のメッセージや写真は暗号化されており、基本的には安全とされていますが、万が一に備えて、住所や電話番号などのやりとりは避けるのが無難です。

Betweenアプリの危険性に関するよくある質問

Betweenアプリの危険性に関するよくある質問を、3つに厳選して紹介します。

疑問点や不安を解消して、アプリを楽しく使いましょう。

Q1.Betweenのアプリは相手が消したらわかる?

Betweenには、相手がアプリを消したことを通知する機能や確認する方法はありません。

ログアウトやアプリの削除では、パートナーとの接続は解除されない仕様になっています。

ただし、アプリ内でメッセージを送っても反応がない場合、相手がログインしていないか、アプリを削除した可能性があると推測されることはあるでしょう。

Q2.Betweenアプリの評判は良い?

Betweenアプリの評判は良好です。

App Storeでは、5段階中4.6の高評価を獲得し、5.5万件以上のレビューが寄せられています。(2025年5月現在)

また、全世界で3,500万ダウンロードを突破しており、多くのカップルに支持されている人気のアプリです。

Q3.Betweenのアプリで浮気がバレるって本当?

Betweenに浮気を見抜く機能はありませんが、位置情報の共有やチャットの既読状況から浮気がバレる可能性があります。

位置情報のオン・オフ設定は、「Betweenアプリの位置情報をオフにする2つの手順」をご覧ください。

また、Betweenのチャットは、メッセージ送信時にハートマークが表示され、相手が既読すると消える仕様のため、既読のタイミングが普段と違うと不審に思われることがあります。

既読のタイミングで疑われたくない場合は、既読を付けずにメッセージを確認する以下の対策が有効です。

  • Android:既読を付けずに読める「既読回避サポーター」アプリを使用する
  • iPhone:既読を付けずにメッセージの一部を確認できる通知設定をする

iPhoneの通知設定の手順は、以下の通りです。

  1. 設定アプリを開き[アプリ]をタップする
  2. [Betweenアプリ]を選択する
  3. [通知]をタップする
  4. Betweenの通知表示を[ロック画面]に設定する

この設定後、ロック画面に表示された通知を長押しすると、メッセージの一部を確認できます。

Betweenアプリの危険性と安全対策を理解して利用しよう

Betweenアプリは、安全性の高い設計がされている一方で、位置情報の設定しだいで居場所を知られてしまうリスクがあります。

また、海外運営のため規約が英語表記でわかりにくいことや、日本の法律の適用が不確実な点にも注意が必要です。

位置情報のオフ設定や通知の工夫、個人情報の取り扱いに気をつければ、危険性を減らせます。

パートナーとの信頼関係を築きながら、定期的なバックアップを忘れずに、安全かつ快適にBetweenアプリを活用してください