無料で使えるおすすめのスケジュール共有アプリは、次の通りです。
スケジュール共有アプリには、主に2つの共有方法があります。
また、Googleカレンダーと同期できるか、全員が無料で使えるかなども確認しておくと安心です。
ここからは、各スケジュール共有アプリの特徴をくわしく解説します。
TimeTree(タイムツリー)は、家族やカップル、ビジネスなどの利用シーンに合わせて、カレンダーを作り分けられる便利なアプリです。
ひとつのカレンダーをほかの人とシェアしたり、予定ごとに参加メンバーを設定したりして便利に使えます。
Googleカレンダーと同期すれば、TimeTreeの機能を使いながら、複数のカレンダーに登録した予定を一度に確認できます。※TimeTreeに登録した予定を外部カレンダーに反映することはできません
無料版でも、予定に加えて写真やメモも共有可能です。
シーンごとにカレンダーを使い分けたい方や、予定の相談も同じアプリで完結させたい方に最適です。
Ucカレンダーは、シンプルで直感的な操作性が特徴のスケジュールアプリです。
アプリ自体に共有機能は備わっていませんが、GoogleやiCloudカレンダーと同期して、ほかのカレンダーアプリと間接的に予定を共有できます。
また、Googleファミリーカレンダーとの連携で、最大6人とのカレンダーの共有も可能です。
無料版でも、外部カレンダーの編集や予定の色分けなどの全機能を利用できます。
家族との共有はもちろん、個人の予定を簡単に管理したい人にもおすすめです。
シンプルカレンダーは、誰でも簡単に使いやすい設計のアプリです。
アプリ自体に共有機能はないものの、iCloudやGoogleアカウントを使用し、ビジネスチームや家族でひとつのカレンダーをシェアできます。
Googleカレンダーとの同期で、パソコンのWebブラウザからもスケジュールの閲覧や編集が可能です。
無料版でも予定の色分けや文字サイズの調整など、自分好みにカスタマイズできる点が魅力です。
スマホ操作に慣れていない方や、シンプルなカレンダー機能を求めている方に向いています。
Between(ビトウィーン)は、パートナーとアカウントを連携して利用するカップル専用のコミュニケーションアプリです。
ふたりだけのカレンダーに予定を登録するだけで、デートの日程や記念日などを簡単に共有できます。
端末でお使いのGoogleもしくはiCloudカレンダーに、Betweenで作成した予定をひとつずつ反映することも可能です。
無料プランでも、容量無制限の写真共有や通話、記念日カウントダウンの機能を利用できるため、予定共有のほか、コミュニケーションも楽しみたいカップルに適しています。
ジョルテは、スケジュール管理に加え、ToDoリストや日記・写真の保存など多くの機能を活用できるアプリです。
ジョルテID※を作成後、共有用のカレンダーを作って招待リンクを送ると、家族や友人と予定をシェアできます。※ジョルテのバックアップができるクラウドのアカウント
無料プランでは、Googleカレンダーをジョルテに取り込む一方向の同期が可能です。
ジョルテで登録した予定をGoogleカレンダーに反映させたい方は、有料プランを検討してください。
スケジュール共有だけでなく、日々のタスクや写真もまとめて管理したい方にぴったりなアプリです。
ビジネスカレンダーは、アカウント登録不要ですぐに使えるAndroid専用のスケジュール管理アプリです。
予定ごとにメールやLINEで共有できるため、アプリを利用していない相手との日程調整にも役立ちます。
共有アイコンをタップし、必要な項目だけを簡単に送信できる仕様です。
無料プランでもGoogleカレンダーと同期可能で、Googleアカウントを日常的に活用するビジネスパーソンにも向いています。
シンプルかつ柔軟な共有機能を求める方は、ビジネスカレンダーも検討してみてください。
シフトボードは、カレンダー表示でシフトを管理できるアプリです。
複数の仕事を掛け持ちしている方でも職場ごとに色分けし、シフトをわかりやすく整理できます。
GoogleとiCloudカレンダーの同期を介して、TimeTreeやYahoo!カレンダーといったほかのアプリとカレンダーごとの共有が可能です。
また、時給を登録すると、給料の自動計算や目標給与との差分表示などの機能も無料で利用できます。
勤務先が「Airシフト」を利用している場合は、アプリ内で希望シフトの提出も行えます。
複数のアルバイトを掛け持ちしている人や、シフト管理と給料計算をまとめたい人に最適です。
ファミリーログは、家族にまつわるスケジュールやタスク、家計の管理を集約できるアプリです。
招待URLをシェアすることで、ひとつのカレンダーを家族や夫婦で共有できます。
GoogleやiCloudカレンダーとの連携機能も備わっており、家庭の予定に加え、地域活動や仕事に関する予定もあわせて管理可能です。
複数のアプリを使い分ける手間を省きながら、家族全員の予定や家計を漏れなく管理したい方に適しています。
Penmark(ペンマーク)は、大学生専用の時間割・スケジュール管理アプリです。
カレンダー上で時間割を管理できるだけでなく、同じ大学の友人や家族と予定ごとの共有も可能です。
GoogleやiCloudカレンダーと連携し、大学の時間割とプライベートの予定を一括で管理すれば、授業後の空き時間を効率よく使えます。
短大・専門学校を含む4,000校以上※に対応しており、学生認証を行うことで「授業ノートのシェア」や「課題の情報交換」などを含めた全機能を無料で利用できます。※2025年9月時点
授業や課題、プライベートの予定をまとめて管理したい大学生におすすめのアプリです。
minical(ミニカル)は、卓上カレンダーをコンセプトにした、iPhone専用のシンプルなカレンダーアプリです。
アプリ画面の上部に月表示、下部に日ごとのイベントが表示されるしくみで、細かなスケジュールを把握しやすい特徴があります。
予定ごとの共有機能もあるため、家族や友人に対する伝え忘れ防止にも効果的です。
iOSの標準カレンダーとGoogleカレンダーを同期させると、minical上にGoogleカレンダーの予定を表示できます。
豊富なウィジェットが備わっているため、ホーム画面でスケジュールを確認したい方に最適です。
おすすめのスケジュール共有アプリは把握できても、どれが良いのか迷う方も多いでしょう。
せっかくなら自分に合ったアプリを選んで、家族やビジネス仲間とスムーズに予定をシェアしたいですよね。
そんなときは、次の基準を参考にすると絞り込みやすくなります。
選び方を参考に、お気に入りのアプリを見つけてください。
アプリによって共有の仕方は異なります。
1人ひとりの予定を自由に登録し、チーム全体のスケジュールを確認したい方には、カレンダーごと共有できるタイプがおすすめです。
本記事で紹介したアプリのなかでは、以下が該当します。
一方、家族や友人にすべての予定を見られたくない場合は、メールやSNSで予定ごとに共有できる以下のアプリが向いています。
自分にとって使いやすい方法を見極め、家族やビジネス仲間とスムーズに予定を共有してください。
GoogleやiCloudなどスマホの標準カレンダーと連携できるアプリなら、既存の予定を取り込んで、複数アプリに分散したスケジュールを一元管理できます。
Googleカレンダーと同期すれば、仕事中はパソコンで、普段はスマホで確認するなど、状況に合わせた使い分けも可能です。
家族や仕事の予定を一つにまとめたい方、パソコンから予定を編集したい方は、外部サービスとの連携機能も確認してみてください。
ひとつのスケジュール管理アプリを長く使うには、無料版で利用できる機能を事前に確認することも欠かせません。
たとえば、広告の非表示やGoogleカレンダーとの双方向同期※は有料プランに含まれる場合があります。※アプリとGoogleカレンダー間で変更内容が相互に反映される機能
気になるアプリは実際にインストールして、無料版で快適に使えるか試してみるのがおすすめです。
家族や夫婦、ビジネス仲間など、共有したい相手によってアプリを選ぶと、使うシーンに特化した機能を活用できます。
ここでは、予定をシェアしたい相手ごとの選び方を紹介します。
家族で予定を共有したい方は、スケジュール管理だけでなく、日々のタスクや家計の管理も実現できるアプリを選ぶのがおすすめです。
たとえば、家族のスケジュール管理に特化した「ファミリーログ」は、カレンダーごとの共有が可能で、家計簿もつけられます。
「TimeTree」には、チャットとチェックリスト機能が搭載されており、買い物リストや旅行の準備リストなども共有できます。
家族向けの使いやすいカレンダーアプリについては、「家族で使えるカレンダーアプリ9選」の記事も参考にしてください。
夫婦やカップル間で予定を共有する場合は、スケジュール調整に加え、二人の仲を深める機能が豊富なアプリがおすすめです。
記念日の記録や共有アルバム機能を使えば、ふたりだけの特別な空間を楽しめます。
たとえば「Between」には、ふたりだけのチャットや記念日カウントダウンなど、カップル向けの機能が満載です。
デートの計画を重視する方は、全国30万件以上のスポット情報や割引クーポンが魅力の「Pairy(ペアリー)」もチェックしてみてください。
仕事での活用を目的とする方は、柔軟な共有方法と業務効率を高める多機能性を重視したアプリがおすすめです。
たとえば、「ジョルテ」はシーン別のカレンダーを作成し、招待リンクをシェアするだけでスケジュールを共有できます。
「ビジネスカレンダー」はAndroid専用のアプリですが、LINEやメールで予定を共有できるため、アプリを使用していない取引先ともスムーズな日程調整が可能です。
また、祝日や六曜表示に対応し、ビジネスシーンで重宝する機能も備わっています。
iPhone対応のアプリは、「【iPhone】カレンダーアプリのおすすめ12選」の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
授業やアルバイトの予定を共有する場合は、時間割やシフト管理に特化したアプリがおすすめです。
アルバイトの予定を中心に管理する方には、シフト登録や給料計算が簡単な「シフトボード」が便利です。
大学の授業管理を重視するなら、同じ大学の学生と予定の共有や講義の情報交換ができる「Penmark」が役立ちます。
似ているアプリとして人気の「すごい時間割」とも比較し、自分に合ったアプリを選んでみてください。
スケジュール共有アプリには、プライベートやビジネス向け、学生生活をサポートするものなど、さまざまな種類があります。
インストールしてから後悔しないために、利用シーンや目的、求める機能を明確にしたうえで自分に合ったアプリを選ぶことが大切です。
外部カレンダーとの連携可否も含め、本記事で紹介した選び方を参考に、使いやすいアプリを見つけてください。