LINE WORKSのスマホアプリ版とブラウザ版は、一部の機能や設定に違いがあります。
ここでは、カレンダーの機能に注目し、以下6つの違いを解説します。
スマホアプリ版は、外出中にスマホから素早くやりとりをしたい場合や、通知を逃したくない方に最適です。
一方、ブラウザ版はPCの大画面で効率よく作業・管理設定できるほか、外部カレンダーとの連携や修正履歴の確認などの機能を備えています。
それぞれ異なるメリットがあるため、両方にログインしておき、利用シーンに応じて使い分けると便利です。
LINE WORKSカレンダーのブラウザ版の使い方が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
LINE WORKSアプリのカレンダーを使う手順は、次の通りです。
手順に沿って、くわしい操作方法を解説します。
LINE WORKSアプリをはじめて利用する際の手順は、管理者と一般メンバー(社員)で異なります。
スマホアプリでは、管理者専用の設定画面は開けません。管理者が初期設定を行う場合は、ブラウザ版を利用してください。
一般メンバーは、スマホアプリのみでも管理が可能です。
なお、すでにPCやほかの端末でLINE WORKSをお使いの方は、同じアカウント情報を入力すれば、複数の端末間で情報が自動で同期されます。
LINE WORKSカレンダーでは、以下4つのカレンダーを使って予定を管理します。
※各カレンダーの特徴や使い方は、こちらの記事でくわしく解説しています
基本カレンダー(マイカレンダー)に予定を登録する場合は、手順③に進んでください。
「チームで予定を管理したい」「プライベートな予定専用のカレンダーを作りたい」場合は、以下の手順で共有カレンダー(マイカレンダー)を新たに作成します。
カレンダーの共有相手に付与できる権限の詳細は、以下の記事で解説しています。
基本カレンダー・共有カレンダー・トークルームカレンダーのいずれでも、予定の作成手順は同じです。
新しい予定は、カレンダー画面右下の[ペンアイコン]から作成します。
タイトルや登録先のカレンダーなど必要な情報を入力し、[保存]をタップすれば完了です。
また、会議や懇親会などの予定を作成する際には、以下の手順で参加者を招待し、出欠確認も行えます。
参加者の招待について、くわしく知りたい方は「LINE WORKSカレンダーの共有方法!予定への招待方法もあわせて紹介」の記事もご覧ください。
LINE WORKSカレンダーでは、組織のメンバー全員の「基本カレンダー」を一覧できる「メンバー予定表」機能があります。※組織管理者が利用を許可している場合のみ閲覧可
メンバー予定表は、会議や社内イベントの日程を決めるために、チーム全体のスケジュールを把握したいときに役立ちます。
「週・3日・日」表示に切り替えながら活用してください。
なお、メンバー予定表に表示されるかどうかは管理者側の設定で決まり、個人での変更はできません。
管理者やほかのメンバーに見られたくない予定がある場合は、手順③を参考に自分専用の「共有カレンダー」を作成すると安心です。
LINE WORKSは、同じアカウントでログインするだけで、スマホとPC間でトークやカレンダーの情報が自動で同期されます。
これは、サーバー上でデータを管理・保存する「クラウドベース」の仕組みを採用しているためです。
外出先ではスマホでメッセージを確認し、長文の返信や資料添付はPCで対応する、といった使い分けで効率的に運用できます。
また、以下の手順で「信頼できる端末」を登録しておくと、IDやパスワードを入力する手間なくログイン可能です。
事前に登録し、スマホの生体認証を使ってログインできるようにしておけば、複数端末での予定管理が容易になります。
LINE WORKS(ラインワークス)は、ビジネス向けのコミュニケーションツールです。
トークだけでなく、カレンダー機能やファイルの共有など多彩な機能が搭載されており、組織内外の情報共有を効率化できます。
基本情報は以下の通りです。
※2025年9月時点
LINE WORKSは無料ではじめられるため、企業やチームの規模に合わせて、プランを選択すると良いでしょう。
無料版と有料プランの違いは、以下の記事をご覧ください。
ここでは、LINE WORKSカレンダーに関するよくある質問を3つ厳選して回答します。
トラブル時の対応も紹介しているため、LINE WORKSカレンダーを活用する際の参考にしてください。
LINE WORKSは、企業利用を前提に高いセキュリティ対策を備えており、通信の暗号化や日本国内のデータセンターでの管理など、幅広い安全策を導入しています。
しかし、ユーザーの誤送信やパスワードの漏洩など、ヒューマンエラーによる不正アクセスの危険性はゼロではありません。
社内で利用する際は、管理体制を整えたり、運用ルールを取り決めたりする対策が必要です。
LINEは、家族や友人など個人間のコミュニケーションに広く利用されているサービスです。
企業と顧客のやりとりに使える「LINE公式アカウント」もありますが、メッセージ配信や個人同士のチャット機能に特化しています。
一方、LINE WORKSは組織や企業向けに設計されており、コミュニケーションだけでなくビジネス利用に特化した機能が充実しているのが特徴です。
職場での情報共有やタスク管理など、業務での活用にはLINE WORKSが適しています。
LINE WORKSアプリが開かない場合は、以下の対処法を試してください。
それでも解決しない場合は、アンインストールしてから再インストールを行う方法が有効です。
LINE WORKSアプリは、トークやカレンダーなどの機能をスマホとPCで自動同期しながら利用できる点が魅力です。
アプリ版とブラウザ版を状況によって使い分ければ、どこにいても最新の情報を確認できます。
シンプルな操作性と高いセキュリティのLINE WORKSを使いこなし、忙しいビジネスのスケジュール管理を効率化してください。