Todoistアプリは、3つのステップで使いはじめられます。
順に解説します。※今回はAndroid端末で操作しています
まずは、お使いのデバイスにTodoistアプリをインストールしてください。
アプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。
Todoistでは、次の4つの方法でアカウントの作成とログインができます。
iPhoneの方はAppleアカウント、Androidの方はGoogleアカウントを選択すると、端末のカレンダーアプリとのスムーズな連携が可能です。
ほかのサービスとの連携を避けたい場合は、メールアドレスでアカウントを作成するのがおすすめです。
Todoistでは、タスクを「インボックス」と「プロジェクト」の2つの場所で管理します。
インボックスは一時的な保存場所、プロジェクトは関連タスクをまとめて整理するためのスペースです。
なお、iPhoneでは通常の登録方法に加えて「Hey Siri、Todoistの買い物リストに牛乳を追加して」と話しかけ、Siri経由でタスクを登録することも可能です。※Androidの音声入力は2022年に終了しました
ここでは、もっとも簡単なインボックスへの登録方法を解説します。(プロジェクトの使い方はのちほど解説します)
ラベルは、進捗状況や仕事をする場所などのグループに割り振ってタスクを整理する機能で、作成時に「@ラベル名」と入力するだけで設定できます。
タスクを登録する前にラベルを作成したい場合は、「閲覧」>[歯車アイコン]>[フィルター&ラベル]から可能です。
タスクの左側にある[○]をタップすると、「完了済み」にできます。
完了後は、数秒間[元に戻す]ボタンが表示されるため、誤って削除してしまってもすぐに復元可能です。
また、完了済みのタスクは、以下の手順で未完了の状態に戻せます。
直感的な操作でタスクを管理できるため、スマホの操作が苦手な方でも気軽に使えるのが魅力です。
ここでは、基本操作に慣れた方におすすめの便利な使い方を紹介します。
各機能の使い方を解説しますので、参考にしながら効率的にタスクを管理してください。
ゴミ出しや定例ミーティングなど、定期的に発生するタスクは繰り返し設定でタスク登録を自動化できます。
繰り返しタスクは1回分ずつ表示され、完了するたびに次回分が自動生成される仕組みです。
Todoistでは、自然言語※とスケジューラーの2通りで、繰り返しのタスクを作成できます。※普段使う言葉
繰り返しタスクの設定方法は、以下の記事でくわしく解説しています。
プロジェクトは、関連するタスクをまとめて管理するフォルダのようなイメージです。
「仕事」「買い物」「やること」などのカテゴリー別にプロジェクトを作成して共有すれば、そのなかに追加したタスクを共同で管理できます。
プロジェクトを作成・共有する手順は、次の通りです。
プロジェクトを共有したメンバーは、タスクの編集や添付ファイルの追加も可能です。
職場でのプロジェクト管理のほか、家族で活用する買い物リストなど、複数人で行うタスク管理に重宝します。
ショートカットとウィジェットの2つの機能を活用すると、端末のホーム画面からTodoistへの素早いアクセスが可能です。
どちらもアプリを開く手間を省ける機能ですが、以下の違いがあります。
以下で、それぞれの使い方を解説します。
ホーム画面にショートカットを置くと、ワンタップで指定のページを開けます。
Androidをお使いの方は、以下の手順でショートカットを設置してください。
iPhone端末なら、以下の操作でショートカットを設置します。
iPhoneでよく使うプロジェクトのショートカットを作れば、「Hey Siri、金曜日の15時に会議」と短く話しかけるだけでTodoistにタスクを登録できます。
※通常は「Hey Siri、Todoistのプロジェクトに金曜日の15時に会議を追加」と伝える必要があります
ショートカットはホーム画面をシンプルに保ちつつ、特定の操作を素早く行いたい方に最適です。
ウィジェットは、ホーム画面にタスクリストを表示する機能です。
端末のホーム画面で空白部分を長押し後、各端末の手順に沿って設置します。
ウィジェットを設置すれば、ホーム画面でタスクの登録や完了などの簡単な操作が可能です。
タスクを頻繁に確認したい方や、思いついたタスクをすぐに追加したい方に向いています。
ご自身の使い方に合わせて、最適な管理方法を選択してください。
フィルター機能を活用すると、条件に合うタスクを素早く抽出できます。
必要なタスクだけを表示する方法は、次の手順を参考にしてください。
デフォルトの状態では、以下の条件でタスクを絞り込めます。
※ラベルの作成方法はこちらで解説しています
より詳細な条件でタスクを抽出したい場合は、[歯車アイコン]>[フィルター&ラベル]からフィルターの作成が可能です。
フィルター作成時は、以下のようなさまざまな記号を使います。
ほかの記号はTodoistの公式サイトを参考にしてください。
なお、以下の記事でもフィルターの作成方法を画像付きで解説しています。
AlexaとTodoistの連携機能は、2024年7月1日に終了しました。
しかし、Todoistは現在も80以上のツールやアプリと連携しており、多様な使い方に対応しています。※連携可能なツールはTodoist公式サイトで検索できます
ここでは、日常的に使いやすい4つのアプリとの連携方法を紹介します。
ご自身の利用環境に合わせて活用してください。
Apple Watchは、iPhoneと同期して使用する多機能なスマートウォッチです。
TodoistとApple Watchを連携すると、音声操作でタスクを登録できます。
連携の手順は、以下を参考にしてください。
タスクの確認や完了操作も手首で行えるため、スマホを取り出す手間を省けるのが魅力です。
料理中や運転中など手を離せない状態でも、やるべきことや思いついたアイディアをすぐに記録できます。
Slack(スラック)は、ビジネス向けのコミュニケーションツールです。
Todoistとの連携で、チャット上でタスクの確認や更新が可能になります。※管理者による権限設定が必要な場合があります
SlackとTodoistを連携する手順は、以下を参考にしてください。
SlackのメッセージをTodoistのタスクに変換できるため、リアルタイムのやり取りとプロジェクト管理を一元化できます。
会議の議事録からタスクを作成したり、メンバー間で進捗を共有したりする場面で役立ちます。
Notion(ノーション)は、文章作成やプロジェクト管理などの機能をひとつのプラットフォームに統合したクラウド型ツールです。
連携すると、Notion内にTodoistのタスクを埋め込み、ドキュメント作成と並行してタスク管理が行えます。
NotionとTodoistアカウントの連携手順は、次の通りです。
Notionはモバイル版アプリも利用できますが、確実に連携するにはブラウザ版から設定してください。
プロジェクト資料を作成しながらタスク管理したり、議事録を取りつつ決定事項をタスク化したりする場面で便利に使えます。
Googleカレンダーは、Googleが提供する無料のスケジュール管理ツールです。
連携により、Todoistで作成したタスクがGoogleカレンダー上に自動表示され、予定とタスクを一元管理できます。
Googleアカウントとの連携で、GmailやGoogle Driveともスムーズに連携できます。
Google Workspaceを中心とする業務環境の方や、予定とタスクの管理をひとつのアプリで完結させたい方におすすめです。
TodoistとGoogleカレンダーを連携する方法は、以下の記事を参考にしてください。
Todoistは、世界中で4,700万人※が利用する多機能なタスク管理アプリです。※2025年9月時点
シンプルなデザインで初心者でも迷わず操作でき、個人利用からチームでのプロジェクト管理まで幅広く対応しています。
Todoistのアプリの特徴は、以下の通りです。
スマホアプリのほか、macOS版やWindows版など複数のプラットフォームに対応しており、どのデバイスからも最新の状態でタスクを確認・編集できます。
プロプランでは、納期の設定や複数のリマインダー機能が使えるため、より高度なタスク管理を求める方はアップグレードも検討してみてください。
Todoistは、シンプルな操作性でありながら高機能なタスク管理ツールです。
基本操作に慣れたら、繰り返しタスクやプロジェクト共有といった応用機能まで覚えるとビジネスに活用しやすいでしょう。
SlackやGoogleカレンダーなど80以上のツールとの連携で、既存の業務フローに組み込みやすい点が魅力です。
必要に応じて有料プランも検討しながら、効率的なタスク管理を実現してください。