まずは、以下5つの基本的なカスタマイズ方法をご紹介します。
以下で、それぞれの表示方法の設定手順を画像付きで解説します。
Outlook予定表でビュー表示をカスタマイズする手順は、以下の通りです。
Outlookを開き、ナビゲーションバーで[予定表]を選択します。
[ホーム]タブで、目的のビュー(日・週・月など)を選択してください。
この手順で、ビュー表示を簡単に切り替えられます。
Outlook予定表を月曜始まりにカスタマイズする手順は、次の通りです。
ナビゲーションバーで[予定表]を選択します。
[表示]タブで[予定表の設定]を選択してください。
[次を週の最初の曜日として表示する]のドロップダウンから[月曜日]を選択し、[保存]を選択してください。
Outlook予定表の画面に戻ると、カレンダーが月曜始まりで表示されるようになります。
Outlookカレンダーで稼働している曜日を設定すると、[稼働日]ビューに切り替えた際に、設定した曜日(稼働日)のみを表示できます。
稼働日を設定する手順は、以下の通りです。
ナビゲーションバーから[予定表]を開きます。
[表示]タブで[予定表の設定]を選択してください。
[勤務時間と場所]から勤務する曜日や時間帯を選択し、[保存]をクリックしてください。
これで稼働日の設定は完了です。
ほかのユーザーから会議の出席依頼があった場合に、稼働日・稼働時間を空き時間情報として活用できるため、その都度確認する手間を省けます。
Outlookを使って会議予定の調整を行う方は、事前に設定しておくと便利でしょう。
複数のタイムゾーンを設定すると、日本にいながら海外の時間を確認できるため、国際的なビジネスのコミュニケーションを効率化できます。
複数のタイムゾーンを設定する手順は、以下の通りです。
ナビゲーションバーで[予定表]を選択します。
[表示]タブで[予定表の設定]を選択してください。
[タイムゾーンの追加]をクリックします。
[その他のタイムゾーン]の一覧から、追加する[国名ラベル]を選択します。
[ラベル]ボックスに場所またはタイムゾーンを入力し、[予定表で表示する]にチェック後、[保存]をクリックしてください。
[予定表に表示する]にチェックをしないと、追加したタイムゾーンは予定表上に表示されません。
タイムゾーンは、最大3つ(バージョンによって2つ)を予定表に反映できます。
海外のクライアントとの会議や、海外出張の際にカスタマイズしておけば、効率的にスケジュールを調整できるでしょう。
週番号とは、1年を通して何週目かを示す数字で、「2025年の第3週」のように表記されます。
週番号が表示されるようにカスタマイズすると、カレンダーの月表示画面と日付ナビゲーター(左側のミニカレンダー)の両方で確認できます。
デフォルトでは週番号は非表示になっているため、必要に応じて手動で設定を変更する必要があります。
週番号を表示する手順は、以下の通りです。
ナビゲーションバーの[予定表]をクリックし、[表示]タブを開きます。
[予定表の設定]を開きます。
[予定表] >[表示]を選択してください。
[週番号を表示する]にチェックし、 [保存]をクリックして設定を確定してください。
設定後、月表示に切り替えると、カレンダーの左側の余白に週番号が表示されます。
週番号は国際的なビジネスシーンでも広く使われているため、海外にいる方とのスケジュール調整時にも役立つでしょう。
Outlook予定表では、デフォルトで同時に30人分のカレンダーを表示できます。
しかし、デフォルトの表示設定では、複数人の予定表が小さく分割されるため、見にくいと感じる方も多いでしょう。
複数人の予定を見やすくカスタマイズする方法は、以下3つです。
以下で、くわしい設定方法を解説します。
複数人の予定表を見やすく管理するには、予定表グループを作成するのがおすすめです。
予定表グループは、プロジェクトチームのスケジュール管理や、部署内メンバーの予定を確認する際に活用でき、作成者側のOutlookにのみ表示されます。
予定表グループの作成手順は、次の通りです。
この方法を使えば、関連するメンバーの予定を一目で把握できるため、会議日程の調整や業務の進捗確認がスムーズになります。
Outlookカレンダーでは、複数人の予定表を一画面で確認する際のレイアウトを、以下3つの表示方法から選択できます。
表示方法の変更方法は、以下の通りです。
これで、自分の予定だけでなく他人の予定も見やすくなります。
複数人で予定調整を行う際にも、「この日の午後2時から3時の間なら全員が空いている」といった情報を視覚的に確認し、時間調整のストレスを軽減できます。
それぞれに異なる色を設定すれば、一目で誰の予定表かを判別できるようになります。
複数の予定表を色分けする手順は、以下の通りです。
色を変更すると、カレンダー上の予定も設定した色で表示されます。
Outlook予定表の表示方法をカスタマイズすれば、自分の予定だけでなく、複数人のスケジュールも含めて見やすく管理できるようになります。
とくに、オーバーレイ表示や稼働日の設定、グループ予定表の作成などの機能を活用すれば、複数人の予定調整が容易になるでしょう。
海外のクライアントとの予定がある場合は、該当する国のタイムゾーンを追加しておくのもおすすめです。
Outlook予定表は、Googleカレンダーのような外部カレンダーとも連携可能で、仕事とプライベートのスケジュールを一元管理できるツールです。
ぜひ本記事を参考に、Outlookの機能を活用し、より効率的な時間管理を実現してください。