Calendlyは日本語に対応していません。
しかし、以下の2つの方法で、部分的に日本語化して利用できます。
それぞれの方法をくわしく解説します。
ブラウザの翻訳機能を使えば、Calendlyを簡単に日本語化できます。
手順は以下の通りです。
アプリ版のCalendlyは翻訳機能を使えないため、日本語で利用したい方はWebブラウザ版をお使いください。
Calendlyは日本語に対応していませんが、自分で入力する項目(イベントタイプ※のタイトルや備考欄)は日本語にカスタマイズ可能です。※会議や講義などの予約を受け付けるためのページ
イベントタイプ作成後、[その他のオプション/More options]>[説明/Description]を選択すると、予定の詳細を日本語で入力できます。
タイトルや備考欄を日本語に設定しておけば、イベントの予約者(日程調整をする相手)が何を入力するべきか直感的に理解でき、スムーズに予約を完了できます。
イベントタイプの作成方法は、後述の「①イベントタイプを作成して何度も利用できる」の章でくわしく解説します。
Calendlyの使い方は、以下の4ステップに分けられます。
以下では、ブラウザの翻訳機能を利用し、日本語化した状態で解説します。
まず、ブラウザでCalendlyにアクセスします。
次に[メールアドレス][Googleアカウント][Microsoftアカウント]のうち1つを選択してください。
ここでは、メールアドレスを使った場合の手順を解説します。
[メールアドレス]を入力し、[サインアップ/Sign up]を選択します。
[フルネーム/Name]と[パスワード/Password]を登録して、[続ける/Continue]を選択してください。
入力したメールアドレスに届く認証メールを開き、[メールを確認する/Confirm My Email]を選択してください。
Calendlyの画面で[パスワード/Password]を入力し、[続ける/Continue]を選択します。
会議の実施方法は、以下の5つから選べます。目的に合わせて設定してください。
これでCalendlyの基本的なセットアップは完了です。
CalendlyとZoomの連携方法は、「Q1.CalendlyとZoomの連携方法は?」の章で解説しているため、参考にしてください。
Calendly(カレンドリー)には以下の特徴があります。
Calendlyは、2013年にアメリカのCalendly LLCが開発した日程調整ツールです。
相手にリンクを共有し、都合の良い日時を選んでもらうだけでスケジュールが確定するため、調整の手間を削減できます。
海外では広く利用されている一方、日本ではまだ知名度が高くなく、日本語に対応していません。
iOSやAndroid向けのアプリも提供されていますが、翻訳機能が使えないため、日本語で利用する場合はWebブラウザ版の使用がおすすめです。
Calendlyの料金プランは以下の4つです。
※1ドル=150円で計算
無料プランでは、個人間の日程調整や、1種類の外部カレンダーとの連携が可能です。
ただし、同時に利用できるイベントタイプ(予約ページ)は1つに限られます。
一方、有料プランでは、複数のイベントタイプを同時に利用でき、最大6つの外部カレンダーとも連携できます。
各プランで使える機能の詳細は、Calendlyの公式サイトをご確認ください。
Calendlyの無料プランでは、以下4つの機能を利用できます。
それぞれの使い方をくわしく解説します。
Calendlyは、作成した1つのイベントタイプ(予約ページ)を繰り返し利用できます。日程調整のたびに作り直す必要がなく、予約管理がスムーズになります。
無料プランでも複数のイベントタイプを作成できますが、同時に公開・共有できるのは1つだけです。
別のイベントタイプを共有すると、それまで使用していたものは自動的に非アクティブ(利用不可)になります。
そのため、無料プランでは、会議・講義・個別面談など、複数のイベントタイプをあらかじめ作っておき、必要に応じてアクティブに切り替えて使う方法がおすすめです。
イベントタイプを作る手順は、以下の通りです。
各項目では、以下の設定が可能です。
複数のイベントタイプを同時に利用したい方は、有料プランへのアップグレードを検討してみてください。
Calendlyの無料プランでは、1対1(One-on-one)のイベントタイプを使って、面接や個別相談、打ち合わせなど、さまざまなシーンでの日程調整が可能です。
連携したカレンダーから空き時間を自動で見つけられるため、従来のように何度もメールをやり取りする必要はありません。
なお、複数人での調整を行いたい場合は有料プランへのアップグレードが必要です。
個人同士で日程を調整する際は、作成したイベントタイプの[リンクをコピー/Copy link]もしくは、[共有/Share]を選択します。
[共有/Share]を選ぶと、以下3つの方法が表示されます。
相手との連絡手段やシーンに応じて、使いやすい方法を選んでください。
相手は送られてきたURLを開き、候補の中から都合のよい日時を選択します。名前やメールアドレスなど必要事項を入力し、[Schedule Event/イベントのスケジュール]をクリックすれば予約完了です。
予約が成立すると、双方に自動で通知メールが送信され、GoogleカレンダーやOutlookなどと連携していれば自動で予定が反映されます。
Calendlyの無料プランでは、1種類の外部カレンダーと連携可能です。
相手が選択した日程は、連携したカレンダーに自動で登録されるため、手動でのスケジュール登録が不要になります。
外部カレンダーとの連携手順は、以下の通りです。
有料プランに切り替えると、最大6つの外部カレンダーと同時に連携できます。
たとえば、仕事用・個人用カレンダーをまとめて管理したい場合に便利です。
Calendlyの無料プランでも、ZoomやGoogle Meetなどと連携しておけば、予約確定時に会議用URLが自動で発行されます。
会議用URLは、自分と相手に届く通知メールに記載され、連携済みのカレンダーに自動で反映されるため、手動でURLを共有する手間が省けます。
ただし、URLの自動発行には、事前に以下の設定が必要です。
一度設定すれば、以後はすべての予約でURLが自動発行されるため、スムーズに運用できます。
Calendlyを使う際に、よく寄せられる質問を2つに絞って紹介します。
はじめて使う方も、ぜひ参考にしてください。
CalendlyとZoomの連携方法は以下の通りです。
無料プランで利用する場合は、Zoom情報の設定画面で[自分用にZoomを設定する]を選択してください。
有料プランの解約と退会の手続きは異なりますが、退会すれば自動的に課金も停止されます。
Calendlyの有料版を解約(無料プランへ変更)する方法は以下の通りです。
解約後も無料プランとして、アカウントは引き続き利用できます。
Calendlyを退会(アカウント削除)する方法は以下の通りです。
Calendlyを退会すると、Calendly上のすべてのデータが完全に削除されます。復元はできませんのでご注意ください。
Calendlyは個人から企業まで幅広く利用できる日程調整ツールです。
無料プランでも個人同士での日程調整が可能で、外部カレンダーと連携しながら予約管理を効率化できます。
日本語は非対応ですが、Webブラウザ版の翻訳機能を使えば、英語に不慣れな方でも利用できます。
無料ではじめられるため、日程調整を効率化したい方は、ぜひCalendlyを試してみてください。