TickTickは危険性の低いアプリで、情報漏洩やハッキングの報告はありません。データの暗号化や不正アクセスの監視などの対策を講じており、安心して利用できます。
ユーザーのデータはAmazon Web Services(AWS)上に保管され、随時セキュリティ強化が実施されています。
ただし、クラウド上に情報を置くため、完全な安全は保証できません。
不安がある場合は、パスワードの定期更新や、不審なデバイスからのアクセスのブロックなど、基本的な対策を講じるのがおすすめです。
TickTickの開発元や料金プランは、以下の通りです。
TickTickは、iOS・Android・Windows・macOS・Linuxなど幅広い端末に対応し、拡張機能としても利用可能です。
基本機能は無料で使え、タスク管理をシンプルに行えます。有料版ではさらに機能が充実しますが、無料版でも十分活用できます。
TickTickの便利な使い方は、主に以下の6つです。
便利な使い方を知り、TickTickを使いこなしてください。
TickTickでは、ひとつのタスクに「当日」「1日前」「1週間前」など、複数のリマインダーを設定できます。
予定が近づいたタイミングで通知を受け取れるため、うっかり忘れる心配がありません。
TickTickの習慣トラッカー機能を使えば、日々の目標や習慣を簡単に管理できます。
たとえば、「1日2Lの水を飲む」「毎朝30分ランニングする」などを設定し、達成度を可視化すると、習慣にしながらモチベーションを維持しやすくなります。
TickTickでは、タスクを「緊急性」と「重要性」で4つのカテゴリに分類し、優先順位を設定できます。
やるべき作業の優先順位を一目で把握できるため、効率的に進められます。
TickTickには、25分作業+5分休憩のサイクルで集中力を維持するポモドーロタイマーが搭載されています。
ポモドーロタイマーは、長時間の勉強や仕事の生産性を高めるのに最適です。
スマホやタブレットにTickTickのウィジェットを追加すると、アプリを開かずにタスクを確認できます。
タスクの追加や進捗管理もスムーズに行えるため、効率的なタスク管理が可能です。
有料プランでは、TickTickとGoogleカレンダーを相互同期できます。
さらに、OutlookやiCloud、CalDAV、Exchangeとも連携可能です。
複数のカレンダーを一元管理できるため、仕事やプライベートの予定を整理しやすくなるでしょう。
TickTickを使う手順・操作方法は、次の通りです。
写真付きでくわしく解説します。
まずは、お使いの端末でTickTickアプリをインストールしてください。
アプリを開き[アカウントを作成する]が表示されたらタップします。
メールアドレス、もしくはGoogleアカウントでサインインを行ってください。その他のログイン方法も選択可能です。
タスク(予定)を登録する際は、右下の[+]をタップしてください。
予定のタイトルを入力したら、[アイコン]から予定の詳細を設定します。
リマインダーやリストの設定手順は次の通りです。
左下のアイコンは予定日時の設定です。
上部アイコンもしくはカレンダー内の日付をタップして選択できます。
[予定の日時設定画面]で[リマインダー]をタップすると、予告通知を行えます。
リマインダーは複数設定可能です。継続的にリマインドする場合は、有料会員への登録が必要です。
[旗マーク」のアイコンをタップすると、タスクの優先度を設定できます。
この機能を使えば、タスクが優先順位ごとに自動で分類され、重要なものを見極めやすくなります。
[右矢印マーク]は、予定リストの設定です。
「仕事」や「プライベート」「家族」など、複数のリストを作成すれば、予定やタスクを管理しやすくなります。
リストの作成方法は「Q.TickTickでリストを追加する方法は?」でくわしく解説しています。
[⋯]のアイコンからタスク(予定)に画像の追加が可能です。
無料プランでも画像の挿入は可能ですが、1日1枚までに限られます。
必要項目を入力し、[送信マーク]のアイコンをタップするとカレンダー画面に予定が表示されます。
カレンダーツールバーに使いたい項目がない場合、非表示になっている場合があります。
機能を追加する場合は[歯車アイコン]から設定を開き[タブバー]を選択してください。
緑の[+]と赤の[-]から、使いたい機能の表示・非表示設定が可能です。
TickTickのウィジェットや着せ替え設定も、設定画面から行います。
無料版では、着せ替えの数や利用できるウィジェットの種類に限りがありますが、有料版では無制限で利用可能です。
有料版の料金は年額5,000円、もしくは月額600円に設定されており、買い切りではありません。
有料版と無料版の違いは以下です。
無料版は一部機能に制限がありますが、基本的なタスク管理には十分対応できます。
とはいえ、ほかカレンダーとの同期やより機能性の高いタスク管理を求める方は、有料版の方が便利です。
TickTickのリスト追加方法や、ほかのタスク管理アプリとの違いについて、よくある質問にお答えします。
TickTickでリストを追加する手順は、次の通りです。
この操作で、新しいリストが作成されます。
多機能で生産性向上を目指す方にはTickTick、シンプルで直感的な操作を求めるならtodoistがおすすめです。
以下に、各カレンダーアプリの主な特徴をまとめました。
TickTickは、より多くの機能を使ってタスク管理と時間管理を一緒に行いたい人、todoistはシンプルにタスクを整理したい人に向いています。
どちらを選ぶかは、ご自身の用途に合わせて決めると良いでしょう。
TickTickは、タスクやスケジュールを効率よく管理できる多機能なアプリです。
リマインダーやポモドーロタイマー、優先度を整理できる時間管理のマトリクスの活用で、作業効率を高められます。
また、データの暗号化やクラウドバックアップなどのセキュリティ対策が施されており、安全性が高い点も魅力です。
無料版でも、基本的なタスク管理は十分に対応可能ですが、より高度な機能を活用したい場合は、有料版の導入を検討するのもよいでしょう。