Jicooの無料版では、以下の使い方が可能です。
各機能の使い方や有料版との違いなど、くわしい内容を解説します。
Jicooの無料プランでは、個人同士(1対1)の日程調整を回数の制限なく利用できます。
各種プランの料金と機能は、以下を参考にしてください。
※2025年9月1日現在
個人での利用なら無料版で十分ですが、企業やチームで日程調整を行う場合は、複数名の予約受付に対応している有料版の利用がおすすめです。
Jicooの無料版では、最大3つの外部カレンダーと連携し、予定管理を一元化できます。
連携できる外部サービスは、次の通りです。
有料版では、連携できるアカウント数が無制限になり、外部サービスと組み合わせてより効率的な予定管理が可能です。
Jicooは、ZoomやGoogle Meetなどの会議用URLを自動生成し、予約のタイミングでゲストに共有できます。
別のツールでURLを発行・送信する手間がなく、Jicooだけで打ち合わせの準備がすべて完結します。
体験レッスンやオンライン講座の開催時にも便利な機能です。
Jicooでは、基本的なデザインを自由に変更し、サービスのイメージに合った予約ページを作成できます。
無料版でも、カバー画像※やテーマカラーをカスタマイズできるため、簡単なブランディングには十分に対応可能です。※無料プランでは、既存の16種の画像から選んで変更できます
ロゴやカバーをオリジナルの画像に変更し、予約ページをホームページのようにカスタマイズしたい方は、有料版の利用を検討してみてください。
Jicooで予約ページを作成し、予約を受け付けるには「予約可能枠」の設定が必須です。
予約可能枠とは、Jicooの予約ページ内で「予約を受け付ける日時」や「条件」をあらかじめ設定できる機能です。
無料版でも、曜日や時間帯などの細かいルールを設けられるため、予約の受付時間を柔軟にコントロールし、日程調整の手間を減らせます。
予約可能枠は、以下の6つの手順で設定してください。
くわしい内容を解説します。
まずは、該当する予約ページのタイトルをクリックしてください。
予約可能枠は、左上の[+]から予約ページを新規作成する際にも設定できます。
次に、画面左側のサイドバーより[予約可能枠]を選択してください。
「受付条件」は、以下の4項目を自由にカスタマイズし、どのような状況で予約を受け付けるかを細かく設定できる機能です。
順に解説します。
「受付可能期間」では、いつからいつまで予約を受け付けるかを指定できます。
次の3つの選択肢から、詳細な日数を登録してください。
無制限に設定すると、期間の制限をせずに予約を受け付ける状態となります。
受付を終了する場合は、[ホーム]>該当する予約ページ右上の[歯車アイコン]>[無効にする]を選択してください。
予約ページを無効にすると、既存予約の日程調整は可能な状態のまま、新規予約の受け付けが停止されます。
Jicooの「予約猶予期間」は、何時間(または何日)前まで予約を受け付けるかを細かく制限できる機能です。
たとえば、「直前の予約は困るから、開始1時間前までしか予約できないようにしたい」「当日中の予約を不可にしたい」など、予約可能なタイミングを調整できます。
[制限する]を選ぶと、「現在の時刻」または「予約日の当日0時」のいずれかを起点に、分・時間・日単位で猶予期間を希望に合わせて指定できます。
起点を[現在]・猶予を[2時間]に設定すると、「今から2時間以内の予約」はできなくなり、2時間後以降の予約が可能になります。
直前の対応による業務の混乱や準備不足を防ぎ、余裕を持った予約管理を実現する設定です。
「受付時間の上限」を設定すると、日・週・月あたりの合計予約時間に制限をかけられます。
「1日60分」「週180分」のように設定した予約時間を超える日は、予約の候補日として表示されなくなる機能です。
1日に受けるミーティングや面談の合計時間をコントロールしながら、無理のないスケジュールを立てたい場合に役立ちます。
「ゲスト1人あたりの受付回数制限」は、特定のゲストから予約を受け付ける回数を、日・週・月単位で制限する設定です。
たとえば、以下のような活用方法があります。
セミナーやワークショップなどで、「同じ参加者が1日に複数回申し込みするのを防ぎたい」場合にも便利な機能です。
jicooでは、祝日の予約受付をブロックすることも可能です。
[ブロックする]を選択すると、日本の祝日が予約の候補から自動的に除外されます。※タイムゾーンを海外に設定している場合も日本の祝日がブロックされます
年末年始やゴールデンウィークなど、祝日以外の連休をブロックしたい場合は、「⑤予約受付スケジュールを登録する」を参考に、予約受付スケジュールを設定してください。
Jicooでは、バッファ※を確保することも可能です。※予約の前後に自動で猶予時間
予定の前後に猶予時間を設定すれば、連続して打ち合わせやセミナーを行う際に、予定のあとに必ず15分以上空けるといったルールを自動で組み込めます。
余白として設定した空き時間は、ゲストには表示されず、予約ができない時間帯として処理されます。
休憩や移動時間を確保しながら、無理のないスケジュールで予約の対応が可能です。
「予約受付スケジュール」の設定では、どの曜日や時間帯に予約を受け付けるかを細かくコントロールできます。
たとえば以下のように、曜日ごと・時間帯ごとの設定が可能です。
ここでは、「テンプレートから選ぶ方法」と「個別設定をする方法」の2つに分けて解説します。
よく使う受付スケジュールをテンプレート登録しておけば、ワンクリックで予約可能枠に適用できます。
テンプレートを登録する手順は、以下を参考にしてください。
「予約受付を可能とする時間」で登録したパターンは、いつでも変更可能です。
個別設定は、テンプレートで設定しているスケジュールとは別に、特別な営業時間や受付時間を予約ページごとに設定したい場合に利用する機能です。
通常とは異なるスケジュールを個別で設定する手順は、以下を参考にしてください。
システムメンテナンス日や会社行事日など、通常の稼働日とは異なるスケジュールで日程調整をしたい場合に適した方法です。
該当日を選択して[削除]をクリックすると、テンプレートで設定した通常のスケジュールに戻ります。
個別で設定したスケジュールは、該当の予約ページにのみ適用されるため、ほかの予約に影響を与えることなく運用が可能です。
Jicooの予約可能枠では、「タイムゾーン表示」を設定することも可能です。
予約ページごとにタイムゾーンを指定できるため、海外のクライアントや拠点ごとの予約ページを作成する際に役立ちます。
たとえば、以下のような使い分けが可能です。
用途によって選べるため、予約ページごとに使い分ければ、時差によるトラブルも防げます。
Jicooを活用すれば、業務に合わせた柔軟な予約管理と顧客満足度の向上を同時に実現できます。
予約可能枠の設定で、受付可能期間や猶予時間などを細かくコントロールし、無理のないスケジューリングが可能です。
無料版ではシンプルな日程調整、有料版では複数人での複雑な運用に対応しているため、利用シーンに合わせて柔軟に使い分けられます。
本記事を参考に、ビジネス規模や運用ルールに最適な設定を組み合わせて、効率的な予約体制を作ってください。