Googleカレンダーの予定を色分けする前は、すべて「ピーコック」と呼ばれる水色が適用されます。
そこから色分けする方法は、以下の4つです。
くわしい手順を解説しますので、自分に合ったやり方を試してみてください。
予定ごとに色を変更する方法は、事前の設定なしで誰でも簡単にできるのが魅力です。
仕事・プライベート・趣味などのジャンルで分けられるほか、予定単位で色を変えたいときにも便利です。
ここではスマホとパソコン、それぞれの端末での手順をまとめます。
スマホで予定の色を変える手順は、以下の通りです。
画面左上にある[×]>[<]をタップするとカレンダー画面に戻ります。
パソコンで予定の色を変える手順は、以下を参考にしてください。
手順4で色を選ぶと自動的に保存されます。
別の方法として、[該当の予定]を左クリック>[鉛筆マーク]>色を選択>[保存]で変更することも可能です。
この方法では、予定のタイトルや時間の修正も同時に行えますが、色を変えるだけなら手順1〜4で操作するほうが手早く済みます。
Googleカレンダーでは、カレンダーごとにも色を設定できます。
カレンダー自体に色を設定しておけば、新しい予定を作成するときに自動でその色が選ばれるため、毎回選び直す必要がありません。
「仕事用カレンダーは青」「家族用カレンダーはオレンジ」と決めておくと、どの予定がどのカレンダーに属しているかが一目でわかります。
予定ごとに変更する方法よりも色の選択肢が多く、パソコンならカラーパレットから色を設定することも可能です。
ここからは、スマホとパソコンそれぞれの操作手順を解説します。
スマホでカレンダーごとに色を変更する方法は、以下をご覧ください。
自動的にカレンダー画面に戻るため、色の変更が反映されているかを確かめてみてください。
パソコンでカレンダーごとに色を変更する方法は、以下にまとめます。
一度設定すれば、それ以降に登録する予定も自動的に同じ色で表示されるようになります。
Googleカレンダーには、複数のアカウントを追加できますが、数が増えるほど管理が煩雑になりがちです。
しかし「上司のカレンダー」や「子どものカレンダー」など、アカウントごとに異なる色を設定しておけば、予定の種類を直感的に見分けやすくなります。
色の選択は自由度が高く、パソコンならカラーパレットで細かく調整することも可能です。
ここからは、スマホ・パソコンに分けて手順を解説していきます。
スマホでアカウントごとに色を変える方法は、以下の通りです。
スマホなら手軽に色を変更できるため、スキマ時間を活用し、カレンダーを見やすく整理してみてください。
パソコンでアカウントごとに色を変える方法は、以下を参考にしてください。
パソコンの大きな画面で操作すると、複数のカレンダーに設定した色を同時に確認できるため、配色にこだわりたいときに便利です。
Googleカレンダーでは、仕事用・学校用アカウントに限り、ラベル※を使って予定を色分けすることも可能です。※予定を種類ごとに分類できる機能
ラベルの作成後は、予定ごとにラベルを選択するだけで、指定した色が自動的に反映されます。(ラベルの作り方は次の章で紹介します。)
たとえば、「重要度」や「プロジェクト」別にラベルを用意しておけば、手間なく分類してわかりやすく予定を整理できます。
仕事用・学校用アカウントのGoogleカレンダーなら、ラベルを作って予定の色分けに活用できます。
新しいラベルの作成はパソコンからのみ可能です。スマホではパソコンで作ったラベルを選んで予定に割り当てる操作に限られます。
まずは以下のように、どのような基準で分けるかを考えておくと効率的です。
ここからは、ラベルの作成手順を3ステップで解説します。
初めての方でも迷わず設定できるよう順を追って説明しますので、一緒に進めてみてください。
パソコンのブラウザでGoogleカレンダーを開いたら、画面左側の[時間の分析情報]をクリックします。
その後、[その他分析情報]を開いてください。
時間の分析情報が表示されたら、「時間の内訳」横にある[えんぴつマーク]をクリックし、「色のラベル」のポップアップを開きます。
「重要度」や「プロジェクト名」のほか、「社外打ち合わせ」「商談」などライフスタイルに合わせたラベル名を入力してください。
ラベルを増やす際は、[+]>好きな色を選択>ラベル名の入力で作成可能です。※ラベルは最大10個まで作成できます
また、時間の分析情報に含めたくないラベルがあれば、ラベル名横の[目のマーク]をクリックしておいてください。クリックすると目のマークに斜線が入り、ラベルが非表示になります。
色のラベルの設定が終わったら、[保存]をクリックしてポップアップを閉じます。
Googleカレンダーでは、用意されている色に加え、カラーパレットでカスタムカラーを作成して自由に色を増やせます。
ただし、スマホアプリでは設定できないため、必ずパソコンから操作してください。
カスタムカラーを使えば、見た目を自分好みに整えられるだけでなく、企業カラーを取り入れてブランディングに活用することも可能です。
実際の手順を紹介します。
一度作成したカスタムカラーは、そのカレンダーで予定を登録するたびに繰り返し使えます。
Googleカレンダーで色分けする際は、単に好きな色を選ぶだけでなく、全体のバランスを意識すると、おしゃれで見やすいカレンダーに仕上がります。
ここでは、おすすめの配色パターンを3つ紹介します。
落ち着いた色を使うと、目にやさしいカレンダーになります。
自然を感じさせる配色なら、リラックスした気持ちで予定管理を楽しめるでしょう。
やわらかい色味をベースにすると、シンプルさの中に上品さを感じられます。
毎日の予定を華やかに見せたい方におすすめです。
あたたかみのある色を使うと、カレンダー全体がやわらかい雰囲気になります。
落ち着いた印象を与えるので、仕事用にもプライベート用にも使いやすい配色です。
Googleカレンダーを色分けすると、予定が見やすく整理され、スケジュール確認を効率化できます。
パソコンならカラーパレットを使ってカスタムカラーを自由に作成し、より細かい配色の工夫も可能です。
目的に合わせた色分けやおしゃれな配色を取り入れれば、ただの予定管理が自分らしく楽しめる時間に変わります。
予定を「見やすく・効率的に・楽しく」管理したい方は、ぜひGoogleカレンダーの色分けを活用してみてください。